犬種の買いやすさランキング|迎えやすい犬種を価格と入手性で比較

迎えやすい犬種は、価格・流通量・全国での見つけやすさで決まります。手頃で数が多く、待たずに見学まで進みやすいのは、トイプードル・チワワ・ミニチュアダックスフンド・柴犬あたりです。目安価格は20万〜35万円台が中心。数が多いほど、比較して選べて、迎えるまでの期間も短くなります。まずはこの4犬種を軸に考えると、判断が早くなります。

「そろそろ犬を迎えたい。でも、どの犬種なら無理なく出会えるんだろう」。子犬を探し始めた方から、こういう声をよく聞きます。値段はいくらくらい?近くのブリーダーにいる犬種ってどれ?人気だと待たされるの?迎える前は、この三つが混ざって決めきれない、という方が本当に多いんです。

わんにゃんラブブリーダーです。ブリーダー直販のポータルを運営しながら、日々、見学の相談や問い合わせを受けています。正直なところ、犬種の「買いやすさ」は、可愛さや人気とは別の軸で決まります。流通の量、価格の安定感、そして全国どこでも見つかるか。この記事では、その三つを判断基準にして20犬種を並べ、あなたが「この犬種なら現実的に迎えられそうだ」と自分で判断できる状態を目指します。順位は傾向であって、時期や個体でぶれる、という前提も一緒にお伝えします。

順位を見る前に、押さえておきたい考え方

ランキングそのものより先に、なぜその順位になるのかを知っておくと、数字に振り回されずに済みます。ここを飛ばすと「1位だから」で選んでしまい、あとで暮らしに合わなかった、という迷いにつながります。

買いやすさを決める4つの物差し

  • 流通量(頭数の多さ):登録されている子犬の数が多いほど、選択肢が広く、条件に合う子に出会いやすい。
  • 価格の手頃さ:相場が安定していて、20万〜35万円台に収まりやすいかどうか。
  • 全国での見つけやすさ:特定の地域に偏らず、各地のブリーダーが繁殖しているか。
  • 待機期間の短さ:人気が集中しすぎず、予約が数か月待ちになりにくいか。

この4つは、そのまま他のサイトや他のブリーダーを見るときの物差しにもなります。自社だけに都合よく効く基準ではありません。だから比較検討にそのまま使ってください。

先に知っておきたい、順位の限界

  • 時期でぶれる:出産シーズンや人気の波で、同じ犬種でも入手性は上下します。
  • 色・血統で別世界:同じ犬種でも珍しい毛色やショー系の血統は、価格も待機も一気に変わります。
  • 近さは強い:全国的に多くても、あなたの生活圏に近いかどうかで体感の買いやすさは変わります。

買いやすさランキング(20犬種)

ここからは実際の順位です。理由・目安価格・特徴を短くまとめました。価格はあくまで相場感で、健康状態やワクチン・マイクロチップ装着済みかどうかでも動きます。2022年6月以降、ブリーダーやペットショップが販売する犬猫にはマイクロチップの装着が義務づけられているので、価格にはその費用が含まれることも増えています。

1位から7位:数も多く、価格も落ち着いている定番

  1. トイプードル:流通量が全国トップクラス。抜け毛が少なく体臭も控えめで初心者に選ばれやすい。目安25万〜40万円。人気色は上振れするが、標準色なら選択肢が豊富。
  2. チワワ:小型で飼育しやすく、繁殖しているブリーダーが多い。目安20万〜35万円。ロング・スムースとも数が安定していて、待たずに出会いやすい。
  3. ミニチュアダックスフンド:毛色のバリエーションが豊富で流通量も多い。目安18万〜33万円。カラーにこだわらなければ、かなり見つけやすい部類。
  4. 柴犬:日本犬の代表格で全国のブリーダーが繁殖。目安20万〜35万円。赤・黒の標準色は数が多い。豆柴を名乗る個体は基準が曖昧なので確認を。
  5. ポメラニアン:小型で人気が安定。目安22万〜38万円。オレンジ系は数が多く、白やブラックタンはやや探しにくい。
  6. ミニチュアシュナウザー:抜け毛が少なく飼いやすい。目安22万〜38万円。頭数は中位だが安定して流通している。
  7. マルチーズ:昔からの人気犬種で繁殖の裾野が広い。目安20万〜35万円。真っ白な被毛が定番で、見つけやすさは高め。

正直なところ、この7犬種のどれかなら「迎えたい時期に、条件の合う子に会える」可能性が高いです。実際、当ポータルへの問い合わせでも、この層は見学まで進むのが早い。

8位から14位:地域や色を選ばなければ十分見つかる

  1. ヨークシャーテリア:小型で人気は根強い。目安22万〜40万円。毛色の変化が個体で大きく、好みが分かれる分、選ぶ楽しさがある。
  2. シーズー:穏やかな気質で家庭向き。目安18万〜32万円。価格が手頃で、探せば各地で見つかる。
  3. パグ:独特の表情で根強い人気。目安25万〜42万円。頭数はやや絞られ、シーズンによって待つこともある。
  4. ミニチュアピンシャー:短毛で手入れが楽。目安20万〜35万円。繁殖数は多くないが、こだわりが強くなければ出会いやすい。
  5. ビーグル:活発で家族向き。目安20万〜35万円。中型のため飼育環境を選ぶが、価格は落ち着いていて探しやすい。
  6. キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル:温和で人懐こい。目安25万〜42万円。繁殖しているブリーダーは限られ、色によっては待機が出る。
  7. ビションフリーゼ:ふわふわの被毛が人気上昇中。目安28万〜45万円。人気の高まりで頭数がやや追いつかず、価格は上振れ傾向。

実は、この層は「近くにいるか」で体感が大きく変わります。全国では見つかっても、生活圏に近いブリーダーがいないと、遠方への見学になりがち。ケースによりますが、移動負担も判断材料に入れておくと後悔が減ります。

15位から20位:数が絞られ、待機や価格で少しハードルが上がる

  1. ウェルシュ・コーギー:しっかりした体で運動好き。目安25万〜42万円。人気の割に繁殖数が多くなく、時期によって待つことがある。
  2. フレンチブルドッグ:人気が非常に高い一方、出産の負担が大きく頭数が増えにくい。目安35万〜60万円。価格は高めで、希少色はさらに上がる。
  3. ジャックラッセルテリア:運動量が多く飼い手を選ぶ。目安25万〜42万円。繁殖数が限られ、探すのに時間がかかりやすい。
  4. ボーダーコリー:非常に賢く運動量が多い。目安25万〜45万円。飼育環境のハードルが高く、繁殖も限られる。
  5. ゴールデンレトリバー:大型で穏やか。目安25万〜45万円。飼える住環境が限られる分、繁殖数も需要も絞られ、待機が出やすい。
  6. 秋田犬:大型の日本犬で堂々とした風格。目安25万〜45万円。繁殖しているブリーダーが地域的に偏り、全国で見ると見つけにくい。

よくあるのが、この層に一目惚れして「なかなか出会えない」と長く探し続けるケース。悪いことではありませんが、待機期間を最初に見込んでおくと、気持ちが楽になります。

現場から見た、迎えやすさの本当の話

順位は目安です。ここからは、日々見学に立ち会っている立場から、数字だけでは見えない部分をお伝えします。

「安い=買いやすい」ではない、という話

以前、価格だけで犬種を絞っていた方がいました。相場より明らかに安い子犬に心が動いていたのですが、よく見るとワクチンやマイクロチップの情報が曖昧でした。犬猫の販売は動物愛護管理法に基づく第一種動物取扱業の登録が必要で、犬猫等販売業には健康安全計画や獣医師との連携、生後56日以下の販売制限といった上乗せの基準があります。安さの裏に、こうした手続きの省略が隠れていないか。私はその方に、価格より先に「登録番号と健康管理の記録を見せてもらいましょう」とお伝えしました。結果、別のブリーダーで、少し高いけれど記録のしっかりした子を迎えられました。買いやすさは、値段だけでは測れないんです。

見学予約の電話で、よく聞かれること

「この犬種、来月には見学できますか」。問い合わせでいちばん多い質問です。トイプードルやチワワなら「今いる子で条件が合えば、今週末でも」とお答えできることが多い。一方で、フレンチブルドッグや秋田犬だと「次の出産を待っていただくかもしれません」となる。同じ「飼いたい」でも、犬種で答えがまったく変わる。この差が、そのまま買いやすさの順位に出ています。ケースによりますが、急いでいる方ほど上位の犬種から検討すると、無理がありません。

迎えたあとに効いてくる、見落としがちな費用

買いやすさで犬種を決める方に、いつもお伝えしていることがあります。子犬の価格は入口にすぎません。フードや医療費、大型犬なら食費もケア費も相応にかかります。ゴールデンレトリバーは価格こそ中型犬並みでも、その後の暮らしのコストは小型犬と別物です。実は、迎えたあとの負担まで見込めているかどうかが、長く一緒に暮らせるかの分かれ目になります。数字の順位に、生活の現実を重ねてみてください。

迎える人から多い質問

Q1. 結局いちばん買いやすい犬種はどれですか

A1. 傾向としてはトイプードルとチワワです。流通量が全国トップクラスで、価格も20万〜40万円台に収まりやすく、待機も出にくい。ただし人気色は上振れするので、標準色から探すとさらに迎えやすくなります。

Q2. 予算25万円だと選べる犬種は狭いですか

A2. いいえ、十分あります。チワワ・ミニチュアダックスフンド・シーズー・柴犬などは25万円前後が相場の中心です。色や血統にこだわらなければ、この価格帯で健康な子に出会える可能性は高いです。

Q3. 人気の犬種ほど買いやすいということですか

A3. 必ずしもそうではありません。フレンチブルドッグは人気は最上位クラスですが、頭数が増えにくく価格も高いため、買いやすさでは下位です。人気と入手性は別軸で考えてください。

Q4. 近くにブリーダーがいないと不利ですか

A4. 体感の買いやすさは下がります。全国で流通量が多くても、生活圏に近い繁殖者がいなければ遠方見学になります。移動負担も判断材料に入れ、複数のブリーダーを比較すると現実的です。

Q5. 待機が出る犬種は避けたほうがいいですか

A5. 避ける必要はありません。ゴールデンレトリバーやコーギーは待つことがありますが、待機は健全な繁殖の証でもあります。急がないなら、次の出産を待つ選択も十分ありです。

Q6. 相場より安い子犬は買いですか

A6. 慎重に見てください。動物愛護管理法では販売業者に登録と健康管理の基準が課されています。安さの理由が説明できるかを確認し、登録番号・ワクチン・マイクロチップの記録をそろえて比較しましょう。

Q7. ミックス犬は買いやすさで言うとどうですか

A7. 個体差が非常に大きいです。人気のかけ合わせは数が限られ、価格も読みにくい。今回の20犬種のような相場の目安が立ちにくいので、単純に順位づけはできない、というのが正直なところです。

Q8. 買いやすさで選んで後悔しませんか

A8. 入口としては良い選び方です。ただし気質・運動量・お手入れが暮らしに合うかは別問題。買いやすい上位犬種でも、性格が家庭に合うかを必ず重ねて判断してください。

最後に、迎える前に確認しておきたいこと

  • 買いやすさは流通量・価格・全国での見つけやすさ・待機期間の4つで決まる。
  • 上位はトイプードル・チワワ・ミニチュアダックスフンド・柴犬。予算25万円前後でも選択肢は広い。
  • 順位は傾向。時期・毛色・血統・生活圏との距離でぶれることを前提に、複数を比較する。
  • 価格の安さだけで飛びつかず、登録番号と健康管理の記録を確認してから判断する。

気になる犬種が絞れてきたら、次は実際に「いま出会える子」を見てみるのがいちばんです。条件に合う子犬を探すなら子犬・子猫を探すから。気になる子が見つかったら、まずは無料の会員登録をして、見学の相談へ進んでみてください。犬種選びで迷っているなら、事務局への問い合わせで相談だけでも大丈夫です。順位はきっかけにすぎません。最後はあなたの暮らしに合う一頭を、ゆっくり選んでいきましょう。

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